日本の偉人– category –
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日本の偉人
毛利元就の辞世の句
毛利元就の辞世の句 友を得て なおぞうれしき 桜花 昨日にかはる 今日の色香は 友を得られたことがとても嬉しい。今日の桜の色香が昨日と違うように、(友を得られた)今日はまた違った1日となるだろう。 -
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井伊直政の辞世の句
井伊直政(いいなおまさ)の辞世の句 祈るぞよ 子の子のすへの 末までも まもれあふみの 国津神々 彦根初代藩主として願う。住む子々孫々までどうか守ってほしい、近江に根付く神様たちよ。 -
日本の偉人
大谷吉継の辞世の句
大谷吉継の辞世の句 契りあらば 六つの衢(ちまた)で 待てしばし 遅れ先立つ ことはありとも 約束したのだから、どちらが死んでも6つの衢(仏教用語で、死後進む冥界)で待っていよう。 -
安土桃山時代
石川五右衛門の辞世の句
石川五右衛門の辞世の句 石川や 浜の真砂は 尽くるとも 世に盗人の 種は尽くまじ 石川家が全ていなくなっても、海の砂がなくなっても、盗人だけはいなくなることはない。 -
日本の偉人
斎藤道三の辞世の句
斎藤道三の辞世の句 捨ててだに この世のほかは なき物を いづくかつひの すみかなりけむ この世のほかは捨ててしまって、残ったのはこの身この命だけだ。私の最期の地とは一体どこになるだろうか。 -
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島津義弘の辞世の句
島津義弘の辞世の句 春秋の 花も紅葉も とどまらず 人も空しき 関路なりけり 春の桜や、秋の紅葉が散ってしまうように、人の命もはかないものだ。 ※関路・・・関ヶ原からの道のり。 -
日本の偉人
柴田勝家の辞世の句
柴田勝家の辞世の句 夏の夜の 夢路はかなき あとの名を 雲居にあげよ 山ほととぎす 夏の夜のように、はかなくも過ぎ去った我が人生。ほととぎすよ、私の名を後世まで伝えておくれ。 ※自分の名を「雲井(=大空の意)」に知らしめる程、偉大な大名になるま... -
日本の偉人
直江兼続の辞世の句
直江兼続の辞世の句 独在他郷憶旧遊非琴非瑟自風流団々影落湖辺月天上人間一様秋 独り他国の地に在って、昔この地で遊んだことを思い出す。琴や瑟(しつ)は奏でられてはいないが、自然と風流な気分になる。段々と月は湖に影を落とし、天上界も人間界も一... -
日本の偉人
北条氏康の辞世の句
北条氏康(ほうじょううじやす)の辞世の句 雪折の 竹の下道 ふみわけて すぐなる跡を 世々に知らせむ 雪が厳しく、雪で竹が折れてしまっている、その下を私は通り抜ける。そうして私が進んできた足跡を後世の人々に残すとしよう。 ※雪の引用は、雪が降る... -
日本の偉人
徳川家康の辞世の句
徳川家康の辞世の句 先にゆき 跡に残るも 同じ事 つれて行ぬを 別とぞ思ふ 先に行くのも、後に残るのも同じことである。共にすることができないことが、本当の別れ(=死)なのだと思う。また会うのだから、一旦の別れとしよう。まだ追ってくるな。 うれし...