戦国武将– category –
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明智光秀の辞世の句
明智光秀の辞世の句 心知らぬ 人は何とも 言わば謂え 身をも惜しまじ 名をも惜しまじ 私は信長を討った謀反人としての汚名をきせられることになるだろう。しかし、私の心は誰にもわからないのだから、何を言われても構わない。命も名誉も惜しくはない。 従... -
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真田幸村の辞世の句
真田幸村の辞世の句 定めなき 浮世にて候へば 一日先は 知らざることに候 明日のことはどうなるかはわかりません。私達はこの世にいないものと考えてください。 ※大坂夏の陣直前に、義兄・小山田茂誠に送った手紙の一節が、幸村の辞世の句とされている。敵... -
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本多忠勝の辞世の句
本多忠勝の辞世の句 死にともな ああ死にともな 死にともな 深き御恩の 君を思へば 死にたくない、死にたくはないのだ。何にも勝るあなた(=家康公)への御恩があるのだから。 -
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蒲生氏郷の辞世の句
蒲生氏郷(がもううじさと)の辞世の句 限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風 風など吹かなくても、花の一生には限りがあるので、いつかは散ってしまうのです。それを春の山風は何故こんなに短気に花を散らしてしまうのですか。 参考 ... -
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石田三成の辞世の句
石田三成の辞世の句 筑摩江や 芦間に灯す かがり火と ともに消えゆく 我身なりけり 芦(あし)の間に燃えるかがり火がやがて消えゆくように、私の命も消えてゆくことだよ。 -
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上杉謙信の辞世の句
上杉謙信の辞世の句 極楽も 地獄もさきは 有明の 月の心に かかる雲なし 地獄獄でも極楽でも構わない。夜明けに残る月のように今私の心は晴れ晴れしているのだから。 四十九年 一睡夢 一期栄華 一杯酒 四十九年の生涯は、一睡の夢のように儚く、一時の栄華も... -
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武田信玄の辞世の句
武田信玄の辞世の句 大ていは 地に任せて 肌骨好し 紅粉を塗らず自ら風流 この世は世相に任せて生きていくものだから、飾ったりせず、素のままで生きるのが良い。 -
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織田信孝の辞世の句
織田信孝の辞世の句 むかしより 主をうつみの 野間なれば むくいを待てや 羽柴筑前 「内海(うつみ)」=「討つ身」のかけ言葉。昔も野間には主を裏切った者がいたな。その裏切り者がどうなったかは知っているだろう。報いを待つがよい。羽柴筑前(=秀吉... -
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伊達政宗の辞世の句
伊達政宗の辞世の句 曇りなき 心の月を 先立てて 浮世の闇を 照らしてぞゆく 先の見えないこの世の闇を、闇夜で月の明かりをたよりにするように、私の信じる道を進んで行く。 -
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お市の方の辞世の句
お市の方の辞世の句 さらぬだに うちぬるほども 夏の夜の 夢路をさそふ ほととぎすかな (既に死を覚悟しているのに)そうでなくても、疲れ果ててウトウト気を失うほど眠気をさそうこの夏の夜に、あなた(=柴田勝家)様との別れをせかせるようにホトトギス...