蒲生氏郷の辞世の句

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蒲生氏郷(がもううじさと)の辞世の句

限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風

風など吹かなくても、花の一生には限りがあるので、いつかは散ってしまうのです。それを春の山風は何故こんなに短気に花を散らしてしまうのですか。

参考

蒲生氏郷は、織田信長の次女・相応院に婿入りした、信長の義理の息子。
秀吉の命令で、朝鮮出兵のために駐屯していた肥前名護屋において発病し、40歳の若さで死去した。
この辞世の句には、「どうして死を早めてしまうのだ」といった命の儚さと共に、任務を与えた秀吉へのメッセージも込められていたのではないかと言われている。

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