日本の偉人– category –
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日本の偉人
千利休の辞世の句
千利休の辞世の句 ひっさぐる 我が得具足の 一つ太刀 今此時こそ 天になげうつ 今私が持っているこの宝剣で、一切合切を絶ちきってくれようぞ。 ※解釈が色々あり、天に擲つ(なげうつ)ことで極致を得る、太刀を以て天へ我が身を擲つ(なげうつ)、という... -
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細川ガラシャの辞世の句
細川ガラシャの辞世の句 ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ 散り際を分かっているからこそ花は花なのであり美しい。それは人にとっても同じである。 -
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前田慶次の辞世の句
前田慶次の辞世の句 ※前田慶次の辞世の句は残っていない。 そもそもこの無苦庵は孝を勤むべき親もなければ憐むべき子も無し。こころは墨に染ねども、髪結がむづかしさに、つむりを剃り、手のつかひ不奉公もせず、足の駕籠かき小揚やとはず。七年の病なけれ... -
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浅井長政の辞世の句
浅井長政の辞世の句 ※浅井長政の辞世の句は残っていない。 けふもまた 尋ね入りなむ 山里の 花に一夜の 宿はなくとも 一夜を過ごすような宿がないと分かっていながらも、今日もまた山里の花を求めに行ってしまうだろう。 ※浅井長政最期の書状として残って... -
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足利義輝の辞世の句
足利義輝の辞世の句 五月雨は 露か涙か ほととぎす 我が名をあげよ 雲の上まで 歌意:これは五月雨の露だろうか。それとも私の涙であろうか。 ホトトギスよ、天へと昇り私の名を知らしめてくれ。 -
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朝倉義景の辞世の句
朝倉義景の辞世の句 七転八倒 四十年中 無他無自 四大本空 七転八倒して苦しんだ40年の生涯も、思えば他によるものでも、自分によるものでもなかった。この地上全ての万物も本来は何もないものなのだから。 -
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明智光秀の辞世の句
明智光秀の辞世の句 心知らぬ 人は何とも 言わば謂え 身をも惜しまじ 名をも惜しまじ 私は信長を討った謀反人としての汚名をきせられることになるだろう。しかし、私の心は誰にもわからないのだから、何を言われても構わない。命も名誉も惜しくはない。 従... -
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真田幸村の辞世の句
真田幸村の辞世の句 定めなき 浮世にて候へば 一日先は 知らざることに候 明日のことはどうなるかはわかりません。私達はこの世にいないものと考えてください。 ※大坂夏の陣直前に、義兄・小山田茂誠に送った手紙の一節が、幸村の辞世の句とされている。敵... -
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本多忠勝の辞世の句
本多忠勝の辞世の句 死にともな ああ死にともな 死にともな 深き御恩の 君を思へば 死にたくない、死にたくはないのだ。何にも勝るあなた(=家康公)への御恩があるのだから。 -
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蒲生氏郷の辞世の句
蒲生氏郷(がもううじさと)の辞世の句 限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風 風など吹かなくても、花の一生には限りがあるので、いつかは散ってしまうのです。それを春の山風は何故こんなに短気に花を散らしてしまうのですか。 参考 ...